2013年03月22日

美術館めぐり

美術館めぐり


一度も訪れたことのなかった、
日本民芸館。

念願叶って、
行ってくることができました。

駅から歩いて5,6分、
閑静な住宅街を歩いていくと、

木造2階建て瓦葺き屋根の
蔵造り風建築が見えてきました。



吹き抜けの玄関ホール、
階段を挟んで左右対称に展示室が列びます。

板張りの床や階段の手すり。
使い込まれた木の感触が心地いい。


私がつい注目してしまったのは、
木製の陳列棚。

館内全て同じデザインで統一されていました。

おおらかでありながら、
きちっとしていていい!

ついつい陳列ケースに目がいってしまいました。


特別展

日本の漆

南部・秀衡・浄法寺を中心に



ここでの注目は、
卵殻貼り。

漆の技法の一つで、
たまごの殻を貼って装飾にするものですが、

これまでの印象ががらっと変わりました。

静岡の塗り物でも見たことがありましたが、
螺鈿の代用品的で安っぽい印象でした。

今回見て、
螺鈿とは違う、

卵殻そのものに魅力があると知りました。





美術館めぐり



根津美術館



入り口を入ると、
長いアプローチ。

竹の植わった向こうは道路が透けて見えるのに、
別世界。

ここを歩けただけでも、
来たかいがあったと思いました。


今回のお目当ては、

遠州・不昧の美意識



小堀遠州

松平不昧

150年の時を超えて共鳴する美意識。


お茶のお稽古を初めて10年以上が経った今、
楽しめた展示会でした。



Posted by マルウチ at 20:41│Comments(0)
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