2015年01月07日

裏側の視線

裏側の視線


去年見たヴァロットン展では、
「裏側の視線」という副題(?)がついていました。

展覧会を一巡りして、
館内の庭を眺められるベンチでぼんやりしていたら、
近くに座っていた高齢の女性に話しかけられました。

「裏側の視線って、どういうことなの?」

傍観者の目線?

物事を別の角度からみること?

感覚では納得していたつもりが、
改めて問われると、
言葉に詰まりました。

その方は展覧会に少しご不満だったようで、
同時期に開催されていた他の展覧会の話をされていました。

見ず知らずの方のそんな会話につきあうのも、
旅先の珍事というか、たのしい経験でしたが、

なにげなく理解していた、
「裏側の視線」という言葉が、
聞かれたことでさらに深まった気がしました。

ヴァロットンの絵には、
家族に馴染めず、
違和感を感じながら生きる孤独が感じられました。

「裏側」にはそんな響きがありました。



ところで、
うちの展示場の場所をお知らせするのに、

「市川園の裏側」

とよく言います。

すると、かなりいい確率で分かっていただけます。
市川園の知名度の高さに驚きます。

大きな看板が目印になって、
ほんとにお世話になっています。

市川園の建物の裏側をいつも見ているのですが、
ある方から市川園のイルミネーションについてお聞きして見てきました。

昼間お茶を買いに行くことはあるのですが、
たいてい5時に展示場を閉めてしまうので、
夕方からのイルミネーションははじめて見ました。

裏側には未知の世界があった!!

市川園にお越しの方も、
裏に回ってみると、


裏側の視線


創房荻須があります。

ぜひ、お立ち寄りくださいませ。



「お茶講座」

 日本茶インストラクターの松村恭子さんに
 お話しと美味しお茶をいれていただきます。

 1月25日(日) 

 14時~15時


創房荻須

駿河区みずほ4-13-3

TEL: 090(6366)6008
















Posted by マルウチ at 12:12│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
裏側の視線
    コメント(0)