2015年11月17日

「伊勢型紙展」今週金曜日からはじまります

「伊勢型紙展」今週金曜日からはじまります


いよいよ今週金曜日から
「伊勢型紙展」はじまります。

皆さんにお知らせしていると、
「伊勢型紙」って何??

と聞かれます。

もちろん私も以前は全く知りませんでした。
そこで、すこしまとめてみました。




伊勢型紙


着物などの生地を柄や紋様に染色するために使われるもので、
柿渋で加工した和紙に彫刻刀で柄や紋様を
丹念に彫り抜いて作られます。

起源は明確ではありませんが、
現在の鈴鹿市白子町で発展しました。
白子山観音寺の和尚が、虫食いの桜葉を見て
型紙を思いついたという伝説や、
応仁の乱の時に京都から逃れてきた型彫り職人が、
その技術を伝えたという説があります。

原料となる和紙や柿渋の生産の産地でなく、
地域で染物業が盛んであったわけでもない中で
発達していきました。

江戸時代に入ると、白子村・寺家村は
徳川御三家のひとつ紀州藩の天領となり、
庇護を受けて発展していきました。
また、型売り業者は株仲間を組織して、
紀州藩の保護を背景に全国に売り歩き、
伊勢型紙は全国に広まりました。





見る機会は少ないと思いますので、
ぜひこの機会にご覧になってください。









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