2019年05月27日

小倉遊亀と院展の画家たち

小倉遊亀と院展の画家たち



静岡市美術館で開催されていた
「小倉遊亀と院展の画家たち」

最終日滑り込みで見てきました。

1ヶ月以上も前からやっているのだから、
早く行けばいいのに、
結局いつもギリギリになってしまいます。

でも、行けてよかった〜!
日本画の世界が開けた気がしました。

小倉遊亀(オグラ ユキ)?
全く知りませんでした。

出身地である滋賀県立近代美術館は、
小倉と院展の画家たちを収集方針に掲げており、
今回は同館が所蔵する名品が静岡で展示されました。

院展や院展の作家たちの解説もわかりやすく、
時代を追って展示されていたのもよかったです。

戦後西洋の画家の展覧会が日本で開かれると、
それに影響されて作風が変わっているのも、
素直な感性が現れていていいなあと思いました。

人物の着物の絣の柄が細かく描き込まれているのを見て、
その時代の人々がふわっと近くに感じられました。

全体の印象として感じたのは、
明るさと力強さでした。

105歳で亡くなるまで創作を続けていたそうですが、
絶筆となった椿の絵にも力強さを感じました。

何年か前に島根県の足立美術館を訪れた際、
日本画の魅力も感じたのですが、

私にとって今回のインパクトはそれ以上でした。
日本画に興味を持つきっかけになりました。









Posted by マルウチ at 12:35│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
小倉遊亀と院展の画家たち
    コメント(0)