2009年08月26日

雲去来

雲去来


お茶席で梅雨明けから9月ごろまで、
床に掛けることが多いという禅語、

「青山元不動、白雲自去来」

(せいざんもとうごかず、はくうんおのずからきょらいす)

山はいつでもどっしりとしている。
何者にも動じることはない。
それに対し、雲は得体の知れぬもので、
どこから現れ出てくるのか掴みようのないもの。

煩悩は雲に似て、
突如としてわき起こり人の心を乱す。
しかし山は、雲がどのように去来しようが
そんなものには動かされることはない。

大切なのは、雲の去来に左右されない、
本当の自己を保つこと。

お茶の先生が月に一度、
その季節にあった禅語をプリントしてくれます。

それを読んでいたので、
今朝、安倍川の土手を自転車で走りながら、
この景色が心に残ったのだと思います。






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Posted by マルウチ at 16:24│Comments(0)茶道
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