2011年05月26日

ハンス・コパー展

20世紀陶芸の革新

「ハンス・コパー展」


 本展は、イギリスを代表する陶芸家
 ハンス・コパー(1920~1981)の生涯と芸術を紹介する
 日本で初めての回顧展です。

 コパーは1920年、
 ドイツのザクセン州ケムニッツで生まれました。
 
 父親がユダヤ人であったため、
 戦争の不条理に翻弄されながらも、
 19歳の時単身イギリスに亡命します。
 
 終戦後、同じく亡命者であった
 陶芸家ルーシー・リー(1902~1995)に出会い、
 芸術を志していた彼の人生に転機が訪れます。
 
 リーの工房で轆轤の才能を見いだされたコパーは、
 次々と独創的な作品を生み出し、
 その洗練された彫刻のような作品は、
 陶芸の新たな可能性を切り拓きました。


 ~ハンス・コパー展チラシから~




特に予備知識もなく、
ふらりと夫について行ったのですが、

独創的な世界に衝撃を受けました。

まず、
ルーシー・リーとの共同作の
コーヒーセット

「うちに欲しいー!」

入り口はそんなノリだったのですが、

年代順に進むにつれて、
作品との対話に没頭していくかんじ・・・

あっという間に2時間が過ぎてしまいました。

「どうやって、の前になぜ(Why before How)つくるのか」

そう自らに問い続ける作品づくり、

厳しいなあと、
ものづくりに多少携わる立場から
思ってしまいました。


静岡市美術館で
6月26日(日)までの開催です。

ハンス・コパー展


釘付けになってしまった1950年代後半の作品。






Posted by マルウチ at 18:12│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは。

よかったですか?

作者のこと何も知りませんでした。
でも、気になっていて、
静岡市美術館で、初めて見たいと思った展示会です。

メッセが終わったら、妻と行ってみます。
Posted by kittsankittsan at 2011年05月27日 17:52
こんにちは。

よかったですよ!!

是非是非いらしてください。

もうすぐですね、家具メッセ。
楽しみにしています。
Posted by マルウチマルウチ at 2011年05月30日 16:45
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ハンス・コパー展
    コメント(2)