2011年12月28日
木のスプーン
「銀のスプーンでアイスクリームを
食べる前に死んじゃだめですよ」
ある語り部の骨董屋さんの言葉。
スプーンはステンレス製が多いが、
口に入れたときに化学変化を起こし、
アイスクリームとともにスプーンの味もする。
でも、シルバーならばそれはないという。
それから十数年。
未だに銀のスプーンを体験するチャンスはない。
「銀の匙をくわえて生まれてきた」
という言葉もあるが、
私にとってはまったく縁遠いもの。
熱く語っていた骨董屋さんの言葉にうそはないだろう。
でも自分の暮らしにマッチする気がしないというか・・・
そんなことも忘れた頃、
あるランチで、
デザートのアイスクリームを、
木のスプーンで口にしたとき、
これでいいんじゃんじゃない?!
銀の匙でなくても。
たぶん銀のスプーンと同じ効果があるはず!
それ以来、
木のスプーンのファンになった。

「暮らしに生きる手仕事展」では、
漆塗りの藤中知幸さんのこのスプーンをゲットした。
形に多少難はあるものの、
口あたりの良さはグッド。
塗り物というのも使い勝手がいい。
以前木を削ったままのスプーンを使っていたところ、
洗った後すぐに乾燥するよう気をつけていたが、
やはりカビがはえてしまったことがある。
銀のスプーンでアイスクリームを食べずに死んでも
これで悔いはない、でしょう。
食べる前に死んじゃだめですよ」
ある語り部の骨董屋さんの言葉。
スプーンはステンレス製が多いが、
口に入れたときに化学変化を起こし、
アイスクリームとともにスプーンの味もする。
でも、シルバーならばそれはないという。
それから十数年。
未だに銀のスプーンを体験するチャンスはない。
「銀の匙をくわえて生まれてきた」
という言葉もあるが、
私にとってはまったく縁遠いもの。
熱く語っていた骨董屋さんの言葉にうそはないだろう。
でも自分の暮らしにマッチする気がしないというか・・・
そんなことも忘れた頃、
あるランチで、
デザートのアイスクリームを、
木のスプーンで口にしたとき、
これでいいんじゃんじゃない?!
銀の匙でなくても。
たぶん銀のスプーンと同じ効果があるはず!
それ以来、
木のスプーンのファンになった。
「暮らしに生きる手仕事展」では、
漆塗りの藤中知幸さんのこのスプーンをゲットした。
形に多少難はあるものの、
口あたりの良さはグッド。
塗り物というのも使い勝手がいい。
以前木を削ったままのスプーンを使っていたところ、
洗った後すぐに乾燥するよう気をつけていたが、
やはりカビがはえてしまったことがある。
銀のスプーンでアイスクリームを食べずに死んでも
これで悔いはない、でしょう。
Posted by マルウチ at 12:13│Comments(2)
│展示会・催事
この記事へのコメント
「銀のさじ」のタイトルだったので、てっきり中勘助作の小説「銀の匙」の事かと思ってしまいました。
今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
Posted by kittsan at 2011年12月29日 17:15
タイトル変えました。
こちらこそお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
こちらこそお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
Posted by マルウチ
at 2011年12月30日 08:01
