2013年12月04日

相対的な料理



和食をもっと世界に広げよう、
という動きが官民で広がっている。

ユネスコにも無形文化遺産として
文化庁が推薦している。

そんな中、
グローバル化の波に飲み込まれては、

独自性が失われて元も子もなくなる。

極東の郷土料理でいいと言う、

京都祇園の割烹主人
森川裕之さんの記事にうなずけた。

その中で、

絶対的な味を追求する
西欧料理に対して、

四季の変化に応じて味付けも微妙に変える、
日本料理は相対的な料理。


という言葉にふと思った。
花を挿すことも・・・

身近にあるものを花器に入れ、
季節を切り取って空間を彩る。

日本人の大切な感性かもしれない。


そこで、
展示場に母が挿している花をもっとのせていこう、
と思いたちました。

今日の一枚はこれです。



相対的な料理


流木に漆を塗った花器に挿した葉っぱ。
安倍川の河原で採ってきた木の葉が紅葉しました。



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Posted by マルウチ at 10:44│Comments(0)
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