2014年10月27日
民家の会。10月例会
静岡民家の会の10月例会に参加しました。
今回は鎌倉にまで足を伸ばし、
日本民家保存協会会長の瀧下嘉弘氏のお宅を
見学させていただきました。
江戸時代中期に建てられた民家を
福井県から移築したという建物。
中に入ると黒光りするどっしりとした柱と梁が、
心地よい空間を作っていました。
曲がった木をアーチ型に梁に使うのは、
上からの重みに耐える強度を持たせるためですが、
曲がった木の作り出す空間もまた、
居心地の良さを感じさせます。
平和が長く続き、
自然の恵みを生かす循環型社会が確立していた時代だからこそできた民家
だという瀧下さんのお話しを聞きながら、
江戸時代の人々の暮らしに思いをはせました。
柱と梁を組み立て、
主な部屋を再現したら、
あとは現代の快適な暮らしができるよう家を改造する。
民家を保存することは、
暮らし続けてこそなのだと思いました。
コンサートや古典芸能なども開かれるそうで、
文楽の公演には、ドナルド・キーンも訪れたという瀧下邸。
すばらしかったです。

今回は鎌倉にまで足を伸ばし、
日本民家保存協会会長の瀧下嘉弘氏のお宅を
見学させていただきました。
江戸時代中期に建てられた民家を
福井県から移築したという建物。
中に入ると黒光りするどっしりとした柱と梁が、
心地よい空間を作っていました。
曲がった木をアーチ型に梁に使うのは、
上からの重みに耐える強度を持たせるためですが、
曲がった木の作り出す空間もまた、
居心地の良さを感じさせます。
平和が長く続き、
自然の恵みを生かす循環型社会が確立していた時代だからこそできた民家
だという瀧下さんのお話しを聞きながら、
江戸時代の人々の暮らしに思いをはせました。
柱と梁を組み立て、
主な部屋を再現したら、
あとは現代の快適な暮らしができるよう家を改造する。
民家を保存することは、
暮らし続けてこそなのだと思いました。
コンサートや古典芸能なども開かれるそうで、
文楽の公演には、ドナルド・キーンも訪れたという瀧下邸。
すばらしかったです。

Posted by マルウチ at 12:36│Comments(0)
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