2013年06月20日
レオナール・フジタとパリ
レオナール・フジタとパリ
藤田嗣治渡仏100年記念
2006年、東京国立近代美術館で開催された
「生誕120年 藤田嗣治~パリを魅了した異邦人~」
藤田嗣治の名前を私が知ったのは、
この展覧会をテレビで観た時だったのか、
その前後に読んだ、
太田光と中沢新一の「憲法九条を世界遺産に」
だったのか、
とにかく戦争画の印象が強かったので、
今回の展示は新鮮に感じました。

今回初めて公開された、
妻のとみへ送った手紙は興味深かいものがありました。
日本からパリまで45日もかかったという船旅の様子や、
パリで模索する姿など、
藤田の筆まめと、
当時の様子がよく伝わってきました。
世界中から集まった多くの芸術家たちとの交流、
様々な刺激を受けて、
自身の画風を確立していった過程、
約18年の作品と
時代の雰囲気を感じることが出来ました。
パリでの成功、
そして1931年、
新天地を求めてのブラジルへの出発。
その年、
満州事変が起きています。
私はその後の藤田が気になっています。
静岡市美術館で6月23日までの開催です。
藤田嗣治渡仏100年記念
2006年、東京国立近代美術館で開催された
「生誕120年 藤田嗣治~パリを魅了した異邦人~」
藤田嗣治の名前を私が知ったのは、
この展覧会をテレビで観た時だったのか、
その前後に読んだ、
太田光と中沢新一の「憲法九条を世界遺産に」
だったのか、
とにかく戦争画の印象が強かったので、
今回の展示は新鮮に感じました。

今回初めて公開された、
妻のとみへ送った手紙は興味深かいものがありました。
日本からパリまで45日もかかったという船旅の様子や、
パリで模索する姿など、
藤田の筆まめと、
当時の様子がよく伝わってきました。
世界中から集まった多くの芸術家たちとの交流、
様々な刺激を受けて、
自身の画風を確立していった過程、
約18年の作品と
時代の雰囲気を感じることが出来ました。
パリでの成功、
そして1931年、
新天地を求めてのブラジルへの出発。
その年、
満州事変が起きています。
私はその後の藤田が気になっています。
静岡市美術館で6月23日までの開催です。
Posted by マルウチ at 10:42│Comments(0)
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