2013年09月04日

玄昌石の家具

昨年10月、
創建当時に復元された東京駅丸の内駅舎。

その屋根材に使われているのが、
宮城県産の天然スレート「玄昌石」です。

東日本大震災当時、
東京駅用に出荷する予定で用意されていたスレートは、
津波で流されてしまいました。

がれきの中から拾い集められ、
汚れを取り除き問題のない1万5千枚が使われました。

元々駅舎屋根に使われていた玄昌石や
スペイン産とあわせて屋根にふかれています。


以前、その玄昌石を家具の一部に使用していました。

色や質感の美しさが、
木と調和していました。


玄昌石の家具


センターテーブルや四方棚などに使用しましたが、
現在はこの一点が残っているのみです。

玄昌石を10cm四方に切って、
天板に敷き詰めた四方棚です。

玄昌石の家具



玄昌石は、硯石としても有名です。

残っていた玄奘石を利用して、
父が硯石を手作りしました。

展示場に来ていただいた方に、
使っていただいています。






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Posted by マルウチ at 11:24│Comments(0)家具
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