2008年12月26日

そこにあるもの

そこにあるもの

週に数回、自転車で安倍川橋を渡ります。
丸子側に渡って、川の反対側の方向に振り返ると富士山がそこにあります。

といっても、一年を通して9対1くらいの割合で見えません。
ほとんど雲に覆われていて、ただ空が広がっているように見えます。
いつも全く見えないので、たまにきれいに見えると「えっ、いたの?」とびっくりしてしまいます。
「そうか、いつもここにいるんだよなあ、動くわけないし」なんて思うのですが、
またしばらく見えない日が続いた後、どーんと見えるとまたびっくりしてしまうのです。

曇って自分の目に見えないときは、無いもの思っているのだと思いました。
だから、たまに見えたときびっくりしてしまうのだと思います。

そうやって、自分の目に見えるものだけを全てとして、狭く生きているのかなあと思いました。
こんなに大きな富士山さえ無いものとするゆがんだ目で世の中を見ているのかもしれない。

それにしても今日はきれいに見えました。
こんなにきれいな富士山が見える静岡はいいところだなあなんて、寒空の中しばらく眺めてました。



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Posted by マルウチ at 18:58│Comments(0)散歩
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