2008年12月25日

社会鍋

今年も、静岡市の繁華街呉服町で社会鍋の街頭募金を見かけました。子供の頃、
ラッパの音と三脚に吊した鍋、軍服を思わせる制服姿の人になにかもの悲しさを感
じていました。救世軍というキリスト教の団体と知ったのは、大人になってだいぶ経
ってからのことでしたが、その後、浅田次郎の小説「シェエラザード」を読んでからは
少し親しみを感じて見ていました。

厳しい不況の中、今年は社会鍋に募金する人が昨年の同じ時期より大幅に増えて
いると昨日の新聞で読みました。不況でみんな余裕がなくなり、募金が減るのかと
思ったら、こういう時だからこそ、募金をする人が増えているんですね。そういう人の
心が、沈滞した空気を少し押し上げ、新しい風の道をつくるのかもしれない。

日本での社会鍋の登場は、今年で100年になるそうです。1909年、日露戦争から
4年後、職に就けない元兵士を救う目的で始まったそうです。

募金を呼びかける人の中には、救世軍の福祉施設で助けられ立ち直った人もいると
いう新聞記事が印象に残りました。

 


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Posted by マルウチ at 11:10│Comments(0)散歩
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