2011年06月26日

映画「奇跡」

映画「奇跡」


是枝裕和監督の最新作

「奇跡」

両親の離婚によって、
別々に暮らす小学生の兄弟、

もう一度家族みんなで暮らすことを願う一途な兄、

一方弟はのんきな父との暮らしを楽しんでいる。

九州新幹線全線開通の日、
起こるという奇跡、

それを目指し、
それぞれの思いを胸に、
行動をおこす子供たち。

さて、

「奇跡は起きた」とも、
「起きなかった」ともいえる。

それは観た人の感じ方次第。

この映画のタイトルを、
「世界」としても良かったと思う。

題名として、
「奇跡」以上におもしろくない、
とは思うけれども。

とうちゃんのいう世界も
大事だけれども、
コウイチの世界は意味が違う。

子どもが親を超えていく。
だめな親でもそれを肥やしに
子どもは伸びていくのかなあ。

「誰も知らない」は、
カンヌ映画祭で主演男優賞を取ったけれども、

私は監督の力だと思った。

「奇跡」でもその力は発揮されていた。

今まで見逃していた是枝監督の作品を、
ぜひ観てみようと思いました。



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Posted by マルウチ at 17:22│Comments(0)映画
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