2012年07月18日
アキ・カウリスマキの世界

ル・アーブルの靴磨き
北フランスの港町ル・アーブル、
ここで靴を磨くことを生業をするマルセル。
家には妻のアルレッティと愛犬ライカ。
小さな街で暮らす隣近所の人々。
ある日港に、
アフリカからの不法移民の乗ったコンテナが漂着する。
マルセルは警察の検挙から逃げ出した
一人の少年と出会う。
ずっと楽しみにしていた、
アキ・カウリスマキ監督の最新作。
人物も風景も、
美しいといえるものはなにもない。
全てがうすよごれ、すすけている。
でもフレームに収まるワンカット、ワンカット、
病院の階段や、
物置でさえ、
魅力的でここちいい。
カウリスマキワールドだっ!!
前作「街の灯り」の衝撃から5年。
無表情でぶっきらぼうとも言える台詞。
むだなものをそぎ落とし、
大切な物を浮き上がらせる。
この世界、
はまりました。
今回の作品は、
「港町3部作」の一作目とか。
次もあるってことですね。
楽しみです。
Posted by マルウチ at 10:29│Comments(3)
│映画
この記事へのコメント
やはり、見ましたか。
私もこの監督大好きですが・・・。
「kittsan流」に同じ映画の感想を書いています。
ぜひ、みてね。
それにしても、同時期にシネギャラリーで見た、
アドモアバル監督の「私が、生きる肌」は凄かった。
カウリスマキがふっとんだ。
マルウチさん、こういう映画、ひょっとして趣味ですか。(笑)
私もこの監督大好きですが・・・。
「kittsan流」に同じ映画の感想を書いています。
ぜひ、みてね。
それにしても、同時期にシネギャラリーで見た、
アドモアバル監督の「私が、生きる肌」は凄かった。
カウリスマキがふっとんだ。
マルウチさん、こういう映画、ひょっとして趣味ですか。(笑)
Posted by kittsan at 2012年07月19日 08:47
「私が、生きる肌」みましたか?!
アドモアバル監督も大好きですが、
今回はグロそうでパスしようかなと・・・
アドモアバル監督も大好きですが、
今回はグロそうでパスしようかなと・・・
Posted by マルウチ
at 2012年07月19日 09:02

いえいえ、ものすごく面白かった。
今日7/20の私のブログに感想をアップしました。
今日7/20の私のブログに感想をアップしました。
Posted by kittsan
at 2012年07月20日 09:03
