2008年05月07日
地球のステージとは?

地球のステージとは?
1996年より始まった、ライブ音楽と大画面の映像、スライドによる語りを組み合わせた「コンサート・ステージ」です。
案内役は、山形で精神科医をしている桑山紀彦です。彼は、これまで世界55カ国を歩き、国際医療救援活動を展開してきました。現在は、NPO法人「地球のステージ」の代表理事として、災害時の緊急医療支援や、紛争地や被災地で心に傷を負った人への心理社会的ケア(心のケア)を中心として海外支援活動を続けています。
学校行事や、学校のPTAの研修部会などが主催することが多いですが、私たちのような有志の実行委員会も全国各地にあり活動しています。

私がいつも「地球のステージ」を観て思うのは、子供たちの笑顔のすばらしさです。この写真は、フィリピンで物乞いをしながら、土手に出来た穴に暮らす子供たちです。
最初の写真の子供たちは、ソマリアの難民キャンプで暮らしています。過酷な暮らしを強いられながらも、明るい笑顔を見せる子供たちの姿に、桑山さんは、人間の強さとたくましさを教えられたと言います。どんな場面でも、そこに希望を見いだそうとする桑山さんの姿勢に共感します。
そして、最後には、必ず日本の都市や田園、私たちの住む街が映し出されます。本当に日本は素晴らしい、60年以上も、平和を保ってきたことは誇れると思います。でも、世界で起きている矛盾と私たちの暮らしは無関係ではないこと、日本の豊かな子供たちにあの子供たちの笑顔があるのか、同時に思わずにはいられません。
また、海外で支援活動をしている素晴らしい日本人の方が沢山いらっしゃることを昨日の国際協力版で知りました。長年、アフリカのガーナで活動をしてきた菅野さんという方が、現在静岡在住で、昨日のステージにも参加してくださいました。身近にも、素晴らしい方がいるのだと感心しました。
「地球のステージ」まだ、ご覧になっていない方、機会があったらぜひ参加してみてください。お勧めします。
Posted by マルウチ at 14:47│Comments(0)
│地球のステージ