永久敗戦 それは戦後レジームの核心的本質であり、 「敗戦の否認」を意味する 国内およびアジアに対しては 敗北を否認することによって 「神州不滅」の神話を維持しながら、 自らを容認し支えてくれる米国に対しては 盲従を続ける。 敗戦を否認するがゆえに 敗北が際限なく続く それが「永続敗戦」という概念の 指し示す構造である。 今日、この構造は明らかな破綻に瀕している。