2013年08月22日

「永続敗戦論」

「永続敗戦論」


「永続敗戦論」

白井 聡




新聞のインタビューを読んで
興味を持ちましたが、

いつの間にやら新聞をなくしてしまい、
諦めていたところに、

別の新聞記事で、
この本のことを取り上げているのを見つけ、

急いで、
本屋さんに行ってきました。



本の帯から


永久敗戦

それは戦後レジームの核心的本質であり、
「敗戦の否認」を意味する

国内およびアジアに対しては
敗北を否認することによって

「神州不滅」の神話を維持しながら、

自らを容認し支えてくれる米国に対しては
盲従を続ける。

敗戦を否認するがゆえに
敗北が際限なく続く

それが「永続敗戦」という概念の
指し示す構造である。

今日、この構造は明らかな破綻に瀕している。





読み始めると、
私には難しいかなと思いましたが、

しばらく我慢して読んでいると、
止まらなくなりました。

自分なりの読み方で、
私にどこまで理解できているのか、
疑問ですが、

いちいち納得できて、
読後感すっきり。

サングラスを外したときのような、
目の前のもやもやしたものがなくなったような気分です。



長い不況の中にあって、
東日本大震災を経験した今だからこそ、

1977年生まれという、
若い研究者の分析だからこそなのか。

新たな資料があるわけではないのですが、
新しい。



同じカテゴリー()の記事画像
リーチ先生
苦海浄土
下を向いて歩こう
僕が恋した日本茶のこと
日本の住宅
オノヨーコ 私の窓から
同じカテゴリー()の記事
 リーチ先生 (2020-04-01 11:09)
 苦海浄土 (2018-06-25 10:50)
 下を向いて歩こう (2018-03-29 18:07)
 僕が恋した日本茶のこと (2017-09-07 13:45)
 日本の住宅 (2016-08-03 10:00)
 オノヨーコ 私の窓から (2016-02-24 11:41)

Posted by マルウチ at 15:32│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「永続敗戦論」
    コメント(0)