2016年02月24日

オノヨーコ 私の窓から

オノヨーコ 私の窓から


東京都現代美術館で開催されていた、
「オノ・ヨーコ 私の窓から」を観てきました。

もう数週間も前のことですが、
今もまだ余韻に浸っています。

作品から何かをを投げかけられ、
投げかけられた私がどう感じるかで完成される。

でもほとんどが、その場では完成されず、
時々思い出しては、
こんなことかなと新たに思うことがでてくる。

よくわからないけれど、
ここちいい時間です。


ミュジアムショップで買った詩集、
「グレープフルーツ・ジュース」

序文には、食糧難の戦時中のエピソードがあります。
いつもは活発な弟が元気がないのを見て、
食べたいものを想像するというゲームを思いつきます。

次々に食べ物をあげるうちに、
弟に元気が戻ってきたというお話です。

日常生活を送る中でも、
想像することはできる。

この本を読んでいるだけで、
何か気持ちに変化が出てくる気がします。

でもこの中でひとつ、
リアルに体験できると感じたものがあります。

  出入りする小さなドアをつくりなさい。
  出入りするたびにあなたは
  かがんだり、縮んだりしなければならない。
  これはあなたに
  あなたがどれくらいのサイズなのか
  出ること、入ることとは何か、を
  気づかせてくれる。


これは、茶室のにじり口のこと!?
今度にじり口を通るのが楽しみになりました。










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Posted by マルウチ at 11:41│Comments(0)
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