2015年02月19日

松田権六「うるしの話」

松田権六「うるしの話」



「漆塗りのスプーンでプリンを食べる会」が近づいてきました。

この機会に、
人間国宝の松田権六の「うるしの話」を読み直しています。

というのも、
今回の講師の藤中知幸さんが修行された、
鳥羽漆芸について松田権六が本の中で語っていたからです。

うるしの専門的な話で
全て理解できるわけではないのですが、

うるしへの情熱がほとばしるのが感じられ、
引き込まれてしまいます。

ちょうど50年前、
松田権六64歳の時、
3日間旅館に泊まり込みで口述したそうですが、

その量はこの本の倍近くあったそうです。

全国の産地の現状に対して、
これほど厳しい指摘をしていたのかと、
読み直してみて驚きました。

その中で、手放しにほめているのが、
鳥羽漆芸の金剛石目塗りです。

その価値を、
藤中さんのお話で聞くことが出来ると思い、
楽しみにしています。


松田権六「うるしの話」





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Posted by マルウチ at 10:03│Comments(0)
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