2010年01月20日

死を想う

死を想う


死を想う
われらも終には仏なり

石牟礼道子・伊藤比呂美 著


寝たきりの母を持つ詩人は、死とはどういうものか知りたかった。
他の人にあけすけに聞けない、「でも石牟礼さんなら」。

「死について、思いをのべあってみると、どういうことになるでしょうか、ねえ」

これまで多くの苦しみと死を見つめてきた作家は、
切実なことをぐさりと言われたような気がした。

こうして十二月の穏やかな日、二人は語りはじめた。



この対談のきっかけになる、
伊藤さんの発想にも共感できたし、

それに答える石牟礼さんの言葉も深い。

厨子を造っているので、
お客様と家族の祀り方などについて、
お話をする機会がよくあります。

そうしたことから、死についても考えるようになり、
この本も手に取ってみました。


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Posted by マルウチ at 09:26│Comments(0)
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